ID

インストラクショナル・デザイン

 インストラクショナルデザインは、大学教育・大学院教育や社員・職員研修等において、最適な効果をあげることを目的とした教育・研修プロセスの設計であり、学習者の学習への取組を促進するための設計です。

当会ファシリテーターの熊本大学大学院での学びを基に、AHAコースや、市民向け蘇生体験、オリジナルクラスの開催など魅力・効果・効率を目指したクラスを提供できればと考えます。

 インストラクショナルデザイン(ID)の要素を取り入れ、様々なメディアを活用した学習を提供できればと考えています。

 

〇当会「iDer;アイデア」について IDを発信する部門。

「ID-for-Nurse」について 看護師で活用できるIDを発信するページ。

 

 


AHAの教材設計から学ぶ

Education:教育

AHAガイドライン2015

PART14:EDUCATION;教育 AHA-Guidelines-Update-CPR-ECC

 

直リンクはコチラ☛Education 630kbPDF

 

 最新の蘇生科学をシンプルに、広く普及するために、そして実用性があるものしていくにはどうしたらよいか。ID:インストラクショナル・デザインが言及されてあります。

 様々なモデルも登場しますが、カーク・パトリックモデル(4段階評価法;教育評価法)、McGaghieモデル(シミュレーション教育)、デービッド・コルブ(経験学習モデル)また、GASモデルを使用したデブリーフィングの支援など。

 学習者のスキル(例えば、質の高いCPRなどの達成)だけでは留まらない、チームタスクとしての役割、リスク患者の認識における範囲なども求められてきています。蘇生科学の変更というより教育の大きな転換を迎えているのではないでしょうか。

 心停止や危機的状態にある傷病者・患者・患児に遭遇することは、救急・クリティカルでは別としても一般的には頻繁ではないため、実経験を補うためにシミュレーションは当然あるべきと思います。そして、現実性Realismを活かした内容するにはどうしたらよいか?心停止のリスクがある患者や傷病者に対して現実的に対応できるために必要な教育、そして我々インストラクターがすべきことは何なのか?Life-is-Why同様に普及のためのEducation-is-Whyを考えていく必要があると思います。 

 なにより、学習者(プロバイダー)のシーンで活かせるように、ともに考えていくことが、重要だと考えます。AHAスローガンである「life is why」への転換。学習者にとってのlife is whyとは?

 

コースを通して、「Why do we do what we do」を考える機会になればとも考えています。


知的技能の練習

BLSプロバイダーコースより考える。

 長年BLSプロバイダーコースは経験させて頂きましたが、インストラクショナルデザインの視点でコースを見つめると新たな気づきや腑に落ちるという感覚を覚えます。

教育の章にあるカークパトリック、レベル3以上を目指すためのlife is why。コース会場で身につけた、例えば言語情報、精神運動を未知の状況でも応用できる知的技能の習得がないと、レベル3は達成不可能と考えます。

応用力や思考力をコースでいかに練習できるかが鍵となります。 

本コースではデブリーフィング、チームダイナミクスも示されてあります。学習者が使えるためのデブリーフィングであり、経験学習モデルであると思います。

 

CPRくるめ も、まだまだ、試行錯誤なところはありますが、少しでもあなたの現場で実用性のあるコースを目指したインストラクションができればと思っています。


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